友達の彼氏から誘われた話

3人で飲み会

僕が、まだ元彼と付き合っていたころの話。

 

僕と、僕の友達、その友達の彼氏さんの3人で、飲みに行くことになりました。

あ、全員ゲイです。

 

本当は、僕の元彼にも来てほしかったんだけれど、

元彼は、そういうゲイカップル同士のお出かけ(ダブルデート的なやつ)を好きではないらしく、来てくれませんでした。

 

2人の様子

2人はラブラブそうでした。

飲み中も、目を合わせては背けたり、のろけたり。

 

僕の友達は、長いこと、「彼氏がほしい、彼氏がほしい」と悩んでおり、よく相談にのっていました。

 

なので、友達が、彼氏さんの隣で、少し照れくさそうな表情をしているのがほほえましく思いました。

僕は、専ら聞き手にまわって、2人の出会い、馴れ初めなんかを聞いていました。

 

飲みが終わった後、

そのまま、2人だけでデートをする予定と言ってきたので、

「じゃあ、ごゆっくり~!ww」なんて言って、僕1人先に帰りました。

 

友達の彼氏からのライン

それから、2日ぐらいたって、友達の彼氏さんから、ラインが来ました。

 

「たつやくん、この前はありがとう。週末、会えないかな?」

友達は、先日の飲みの詳細を知らせるために、僕、友達、彼氏さんのグループラインを作ってくれていました。

だから、彼氏さんは、僕のラインを知っていました。

 

僕は、てっきり、また、3人で会うのかと思い、

「こちらこそ! 一昨日は楽しかったもんね、また3人で飲み行こうか」と返事しました。

 

そしたら、いや、彼は来ないとのこと。ちょっと、相談させてほしいことがあるんだ、と。

 

あー、なるほど。何か喧嘩したんかな。

そう僕は早合点してしまい、

「このことは、彼には言わないでいてほしいんだ」との彼氏さんの願いを了承してしまいました。

 

2人でカフェへ

週末、2人だけで会いました。

 

カフェに入り、しばらく世間話をしました。でも、いっこうに、悩みを話してくれる気配がない。

 

よほど、言いづらい内容なのかもと、身構えていました。

でも、別のことばかり話してくる。

 

僕は我慢しきれず、「それで、相談って?」と聞きました。

え? ああ、相談は、もういいんだ。大丈夫。と

 

あ、大丈夫なんだ、、じゃあ2人で会う意味なに? と心の中で思っていました。

 

その後は、妙に居心地が悪く、彼の話が全く頭に入ってこない。

そろそろ帰ろうか、と言いました。

 

これから、どう?

カフェを出た直後、そう言われました。

 

飲みに行きたいのかと思い、え、飲みたいの?と聞くと、どうやらそうじゃないっぽい。

 

「軽くでいいからさ」と。

その瞬間、察しました。彼の目、瞳孔が開いていました。

 

なに、言ってるの!彼氏いるでしょ。? と、僕は作り笑いで返しました。

 

君だって、彼氏いるじゃん。いいじゃん、ちょっとだけ。と

 

僕は、血の気が引く感じがしました。怒りを通り越して、悲しみを覚えました。

彼を殴ってやろうかと思いましたが、ぐっとこらえて、じゃあと小走りで帰りました。

 

こういうふうに、平気な顔して、いとも簡単に、恋人を傷つけてしまう人がいるんだと知った出来事でした。

 

浮気や不倫って、ちょっとしたことから、始まるんだろうな。

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