人を救うことって難しい。助けてあげたい。(不登校、中退、うつ病、自殺)

つくづく思っていることがあります。

人を救うって、難しいなあ」と。

ボランティア癖

僕は、ちょっと変わった人間で、

誰かに必要とされたいと思っているところがあります。

 

誰かのために、なにか役に立っていたい。

いや、役に立っていなければならないって。

 

だから、困ってそうな人を見ると、大丈夫かなとすごく気になってしまい、

干渉しはじめ、時として、お節介やさんみたいになります。

 

苦い思い出

これまで、助けたいと思った人は、数多くおり、

その中で、特に印象に残っているのが、2人います。

 

ひとりめは、中学の時の、不登校になった友達。

もうひとりは、大学入学後に知り合った、うつ病の友達。

 

1人ずつ、お話ししたいと思います。

 

中学の時の友達

僕が中学生の時、

ある日からパタリと学校に来なくなった友達がいました。

 

その子とは、特別仲が良いというわけでもないけど、

まあ、度々おしゃべりする仲でした。

 

1ヶ月ぐらい経って、担任の先生から呼び出され、

「お前、あの子のことよく分からんか」と質問されました。

 

先生が言うには、彼は、学生調査アンケートの親友欄(あなたの親友は誰ですか?みたいな、個別アンケート)に、

僕の名前を書いていて、それで、僕に聞くのがいいと判断したとのことでした。

 

でも、僕は、まったくわかりません。

彼のまわりで、いじめみたいなものを、一度も見たことがありませんでした。

 

彼とゲーム対戦

「あの子が登校できるようになるまで、手伝ってもらえないか」

そう先生に言われて、たびたび連絡をするようになりました。

 

僕自身も、彼のことが心配になっていたのもあって、

授業のノートをコピーして、定期的に届けたり、

休みの日には、ゲームの遠隔対戦(WiFi対戦)を行いました。

 

ゲームをしてる時には、メッセージを使って、やんわりと、不登校の理由を聞き出しました。

でも、その話になると、一切答えなくなります。

 

半年が過ぎて

半年間、それを続けていましたが、

彼は、一向に学校に来る気配もなく、不登校の理由さえ教えてくれませんでした。

 

僕は、とうとうしびれを切らして、電話をし、

「不登校の理由を言ってほしい。みんな心配しているんだよ、なぜ黙ってるの」

と彼に強く言ってしまいました。

 

「ごめんね、理由は言えない」と、電話を切られて、、、

 

それ以来、彼は僕と遊んでくれなくなり、

結局、一度も学校に来ることはありませんでした。

 

後悔

僕は、その時なぜ強く言ってしまったのかと、すごく後悔しています。

 

彼の不登校について、担任の先生ですら困り果て、あきらめムードになっており、

もはやクラスの皆からも忘れられていたから、

なんとしても、僕が彼を学校に連れていってあげたいという思いがふくらんでしまっていました。

 

でも、今思えば、

不登校の理由なんて、友達だからこそ、言えない場合もあると思います。

 

僕だって、多くの友達に対して、「自分が同性愛者である」という悩みを打ち明けることができませんでした。

友達をやめられたらどうしようとか、1人で悩んじゃうものだから。

 

うつ病の友達

2人目は、大学に入って知り合った、うつ病の友達。

 

前に、別の記事で書いた人のことです。

「哺乳びんでミルクを飲ませてほしい」

 

彼は、とても可愛らしい子で、ちょっと弱々しい性格の子でした。

だから、打たれ弱いというか、ちょっとしたことで病んでしまう性格で。

 

僕は、何度も、励ましの言葉をかけたり、背中をさすってあげたりしました。

 

でも、

でも、、、

 

ネガティブワード

その場では、ちょっぴり元気になってくれても、

すぐに、またネガティブワードを繰り返します。

 

死にたい、死にたい、死にたい、死にたいって。

 

その度に、また温かい言葉を聞かせてあげました。

でもね、またすぐに、ほんのすぐに、ネガティブワードが出てくるんです。

 

だんだんと、こっちも気が滅入ってくる、、、

 

これは、うつ病患者と話した人にしかわからないと思うけど、彼らへの対応は、本当に難しい、、、

 

告白された

その後、彼から告白されました。

つきあってほしいって。

 

でも、僕は、別の人から告白され返答していたのもあって、彼からの告白を断りました。

 

 

その後、彼が自殺したと聞きました。

知らせを聞いた時、あの時、僕が告白を断らなければよかったんだろうかとも思って。

 

一体、彼にどうしてあげれば、彼は死なずにすんだのだろう。

 

結局のところ

この2人について、結局僕はなにをできたのだろうかと思います。

 

助けてあげたいという思いから、2人に干渉し、結局何もできずに終わりました。

僕は結局「偽善者」なんだと思います。

 

人を助けるって、本当に難しい。

本当に、むずかしい、、、

そもそも、助けるっていう表現自体、間違っているのかもしれません、、、

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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