【再現】刑事(1/2)予備試験口述式試験の法律実務基礎の再現答案(1日目)

こんにちは!たつやです。

今日は、僕の口述試験の再現(刑事)をお見せしたいと思います。

 

この答案は、おそらく60点でしたので、可もなく不可もなくと言った平均答案になると思います。これぐらいでも、平均点はとれますので安心してください!

なお、僕の答案は完璧な模範答案ではありませんので、鵜呑みにしないよう注意してください

いざ、入室!

扉をノックして、チーンと鈴の音が聞こえたら、入室します。

ラクちゃん
俺もお邪魔するか
たつや
ラクちゃん、大騒ぎになるからやめてw
ラクちゃん
ほーい。

 

ちょっと進んだところに、試験官がお二人座られています。

 

たつや
失礼いたします。〇室×番です。
試験官
どうぞお座りください。
たつや
はい、失礼いたします。

 

罪責

 

副査
それでは、私から質問させていただきます。
たつや
おお、お二方とも検事の方かな!!
副査
これから事案を読み上げますので、よく聞いていてください。
たつや
はい。
副査
えー、

Xは、Aに対して、相手方の反抗を抑圧するに足りる程度の暴行を加えて、Aの財物を奪い、逃走しました。

ところが、その犯行現場をたまたま目撃していたWが、Xを追いかけてきたため、50メートルいったところで、Xはナイフを取り出し、Wに対してけがを負わせました。

事案は把握できましたか。

たつや
はい、大丈夫です。
副査
では、

Xの行為にいかなる罪が成立しますか。

たつや
はい、

強盗致傷罪が成立すると思います。

主査
・・・。(頷く)

 

理由

 

副査
じゃあ、

いくつか質問させてください。

まず、けがしたのは財物の占有者Aではなく、目撃者Wだけど、それでも強盗致傷罪が成立するの?

たつや
はい、

強盗致傷罪の保護法益は、他人の財物のみならず他人の生命、身体の安全も含みますが、ここにいう他人には、財物の占有者以外も含まれるからです。

副査
うん、

では、Wへの傷害と、Aへの強盗とを一つに評価したのは、なぜですか。

たつや
えー、

Wへの傷害行為が、Aへの強盗行為における機会にしたものと評価できるからです。

副査
つまり、

強盗の機会ということですね。

たつや
あ、はい!

そうです。

たつや
あ、キーワードを言うべきだった。

 

思考回路

 

副査
では、

その思考回路を教えてください。

たつや
え、思考回路ってどういうこと?
たつや
えーと、

強盗の機会に、Wへの傷害が行われたと考えます。

副査
あ、えとね、

その具体的検討の中身を教えてほしいの。

たつや
あ、失礼しました。

えと、Wは犯行現場を見ており、そこから、Xを追いかけています。その距離はわずか50メートルで場所的に近く、両者ともに走っているので、わずか1分程度で時間的にも近接していると思います。

そして、その追跡行為は、間断なく継続していましたので、強盗の機会にあると思いました。

副査
はい、わかりました。

 

事案の変更

 

副査
それでは事案を少し変えます。

今度は、Wが追いかけてきたときに、Xは、その場にとどまり、Wを畏怖させるためにナイフをちらつかせたところ、Wは逆に逃げ始めました。

ところが、50メートルほどいったところで、石ころに足を取られ、つまずいてしまいけがをしました。

事案を把握できましたか。

たつや
はい、

把握いたしました。

副査
このとき、

Xの行為に何罪が成立しますか。

たつや
えと、

先ほどと同じく、強盗致傷罪が成立します。

たつや
え、主査の方が、なんかメモってる、、汗

 

理由

 

副査
うん、なぜですか。
たつや
はい、

強盗の機会は先ほど申し上げたとおり、今回でも認められると思うのですが、ナイフをちらつかせる行為自体に、Wが畏怖して逃げる際に転んでけがをするという危険が含まれており、それが現実化したといえると思います。

副査
じゃあ、

Wが1キロも逃げて、そこで石ころにつまずき、けがをした場合はどうかな?

たつや
えー、

その場合には、強盗の機会が認められないかと思います。

副査
うん、

さっきの因果関係としてはどうかな。

たつや
はい、

たとえば、ナイフをその場でちらつかせるにとどまらず、X自身も追いかけるとか、より畏怖させる凶器をもっていたとかなると、ある程度距離が遠くなっても、けがの危険が含まれると思います。

副査
はい、わかりました。

では、今までの事案を忘れてください。

たつや
ふぅ。とりあえず、実体法は終わりかな

 

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